目標は失いましたが、生きます

M-12019が終わりました。2018のとき、からし蓮根が次点で敗れていたので来年こそは決勝に必ず行く!と思っていたら本当に決勝を決めました。すごいです。26歳です。私とたった3歳しか違わないのに。若い才能だ。霜降り明星もそうだけど。そして四千頭身は同い年だし。もうテレビに出ている人と年齢が変わらなくなっているのは素直に怖いですね。この人たちがテレビに出るまでに至るまで私はなにをしていたんだろう、なにをしていたんだろう、2019。みたいな。

 

個人的に敗者復活戦で和牛が勝ち上がることはネタを見る前から予想がついていました。もちろん人気もありながら、実力も兼ね備えているコンビなので当然の結果でした。「かまいたち-和牛-かれし蓮根」が並んだとき本当に感無量で、こんなM‐1が見れる日が来るなんて、と嬉しかったです。ぺごぱは初見でしたが、ミルクボーイは3年前に3回戦を祇園花月に見に行ったときに知ったコンビで、すっごい面白いけど、華のないコンビだなあ(失礼)と思っていたので驚いています。でも本当に面白かった。来年あたりアインシュタインが出ると思っています。

 

ちょうど4年前にM-1に衝撃を得て、私なりにM-1に近づく方法を模索してきました。まぁ、色々とあって、その程度かと言われると、その程度だったんですけど、今はもういいやと思います。テレビで見てるくらいが良かったのかもしれない。その代わり、絶対に日曜日が休みの仕事をしようと思います。

 

仕事を探しています。転職エージェントに何社か登録しました。毎日のように求人を見ていています。業務内容も大切ですけど、それ以上に給与とか年間休日とかばっかり確認してしまいます。

 

私はもともとエンタメ系に就職がしたくて(前述したように、M-1に関わりたかった)、大学4年生はそれにかけていて、専門学校にWスクールしていました。でも、就活は撃沈。4月から劇場で舞台上の道具などを転換するスタッフをしていました。でも技術スタッフで私のやりたいことは見つかりませんでした。専門学校では、企画書出したり、イベントを運営しているのが楽しいと思っていたので、もう1度、エンタメ系の就職をすることを決めて、劇場のアルバイトを辞め、運転免許をとり、再度就活を始めました。

 

約15社程度、履歴書を送り、返りがあったのは、2社。その内1社は良いなと思えるところでしたが、前回記事参照のような会社で、なんだか疲れてしまいました。そもそも、劇場のアルバイトを辞める~免許合宿中は本気でまたエンタメ系への就職をして、今度こそイベント作ったりとかするんや!という思いがありましたが、免許取得後~履歴書送付期間になると、「いや、そもそも最も行きたかった会社に在学中に受からなかったから、他の会社を受けても妥協でしかない」「エンタメ系ではなく、その(落ちた)会社に入りたかっただけなのでは」という気持ちになっていました。

 

履歴書は全部は出していなくて、まだ残っている会社もありますが、もう出す気はありません。仮に落ちた(もともと第一志望の)会社に入れるチャンスがあったとしても、働きたいという気持ちがびっくりするほどないです。いやそれは嘘かな。でも、そんな夢みたいな仮の話はないのでもういいです。

 

最も行きたかった会社に挑戦して、無理で、でも自分なりに努力したつもりで無理だったし、エンタメ系の他で就職して高確率でその勤務地は東京で薄給で激務ということを考えると、そこまで身を削ったような働き方をしたいと思えるほどの仕事じゃない、と思ったのが結論です。つまり、条件が良くないのに働きたいと思えるほどの情熱がない。ぽっきり折れた感覚です。

 

だから絶望しているかと言われるとそうではなく、今後自分の20代をどう使いたいか考えて、私はまだ実家の自営業を手伝いたいとは思えません。親不孝だなと思います。やりたい仕事がなくなったけど、他に仕事を見つけて家を出たいという気持ちがあります。将来絶対好きな人と結婚したいという夢があって、その上で、一人暮らしできるのは今しかチャンスないと思います。あと、実家よりも確実に一人暮らしの方が恋愛がスムーズだとも思っている。

 

実家にいるほうが貯金もできるのは分かりますが、逆に言うと、貯金しかメリットがないと思っていて(まあその貯金は最大にしてめちゃくちゃ大切なメリットだとも思います)、また失敗するなら早いほうがいいとも思います。あと愛犬ちゃんの問題もありますけど。

 

 来年こそ本当に家を出ます。