1人でも3人でもなく、2人というキセキ

前回の記事で紹介したアインシュタインというコンビは、面白い顔の稲田さんと、イケメンゲラ男の河井さんの2人の芸人さんで構成されています。(ちなみに、3月に単独行きます)雰囲気見てほしいので短い動画を選びましたが、漫才どれも面白いです。


アインシュタイン【よしもと漫才劇場2周年SPネタ】

 

このね、河井さんの顔がめちゃめちゃタイプやしなんかどっかで見たことある気がすんねんなと思ったら、まさかのあの彼にそっくりという(懐かしい)

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つり眉でたれ目の二重で歯並びがちゃってんのそっくり。人間を顔のタイプ別に分類すると同じカテゴリーに入るでしょう。そっから、河井さん見て「男前やな」と思うたびに複雑になります。この前、たまたま図書館でばったり会って目が合いましたが音速で見なかったことにされました。お前の方が気にしてるやん!ちょっとはやましいと思ってるんやないかい!!大声で叫びたかったです。どの面下げて「俺はキスくらい誰とでもするし、気まずい雰囲気にせんといて」とか言うてん。お前から避けとるやないかい。

 

アインシュタインの話に戻ると、バツウケテイナー見てるとき、河井さんがゲラすぎてつられ笑いしてしまいます。声とか喋り方もめっちゃ好きやねんけど(笑)なんでもっとメジャーになれへんのかなと思うけど、多分これからどんどん売れていかはる人らなんやろうなと思います。アインシュタイン含め、和牛、アキナらへんの同期は今後チュートリアルとかブラックマヨネーズとかみたいに徐々にやけど確実に全国区になって確固たる地位を持つ前なんだろうな、と。今の千鳥はほんまにその先頭走ってる気がする。

 

全国区になってテレビ出始めたら、劇場とかはおろか漫才とかもしなくなるやろうし今のタイミングで好きなって良かったと思います。私は漫才とかコントがいっぱい見たい人間なので人気になってテレビ出てくれるのは嬉しいけど、新しい漫才やコントを作らなくなってしまうのが嫌なので本当に複雑な気持ちでいっぱいです。

 

漫才のクオリティの高さとかって練習量に比例すると思うんですね。言うならば2人の共同作業があって初めて出来るものでしょ。掛け合いとか何回も「間」を意識したり変えたり少しずつ試行錯誤して進化していくものだと勝手に思ってます。でも、フリートークになると、それまでコンビだったものが途端に個人プレーになり相方を必要としなくなるでしょ。コンビの片割れだけで番組出演とかしてとか...。

 

それがめっちゃ悲しい。私は漫才の奥にある「どれくらい練習したんかな」「どうやってこのネタが出来たんかな」とかまで想像するのが好きなのでコンビはずっとコンビであってほしいんですよね。血も繋がってない、恋人でもないのに何年も過ごす相手がいるってすごくないですか。それはもう単なるビジネスパートナーの域を越えてるでしょ。だからか、ピンとかトリオよりもコンビが好きなんですよねえ。どうやってコンビ組んだのとか、どっちから誘ったとか、それに対してどう返事したとか、その当時の気持ちとか知れるものならそこから歴史辿りたいくらいです。