女子は本音と建て前、男子は切り捨て

人間関係の難しさについて振り回されています。思い返せば、小中高と平穏な人間関係を築けた記憶がありません。個人個人とは今でも付き合いがあっても、その当時のグループ単位で集まろうとかはあまりありません。グループでの付き合いというのは、最初の頃はみんなで仲良くしていたと思ったら派閥ができて、そのうち少数派になった人たちは他のグループを求めて脱退していくような図式があると思います。

 

こういった図式の中で私の立ち位置はいつも決まっていてオールラウンダーです。こういう言い方をすると良いようにも聞こえるかもしれませんが要するにどっちにも所属できないのです。中立にいようと努めても感情型人間なので、きちんと中間に立てず双方から不満を買います。そして、いつも気分だけひとりぼっちになるんです。

 

大学は母体数が多いので個人個人との付き合いが主体となるので最近はそういう感覚も薄れていました。もちろん学生団体など小さな集団の中で揉め事はよくありますが、たいていは知らん顔ができます。自分の好きな人とだけ付き合えるのが大学だと思います。(ちなみに、学生団体のコアメンバーになりたいと血迷っていた時期もありましたが面倒くさいメンバーに時間を割くことないと思ったので降ります。この団体に自分捧げてしまうのもバカらしいです)

 

現在は大学寮に住んでいて、当初は同じ棟の6人で仲良くしていたグループが崩壊の危機にあります。寮は狭いコミュニティで、さらに寮のみならず今まで私がいた総合大学と比べると人口規模の小さい大学なので感覚が高校のそれに近いです。崩壊の危機というか、もう崩れかかって修復が不可能まできているところを今までだましだましやってきて遂にガタがきたという表現が正しいです。

 

今回も私は中立で、残り5人のうち1人は完全脱退。残り4人は3人と1人に分かれて周囲の人間も巻き込みながら表面上の関係が続いています。一時期は和解したかと思われた時期もありましたが、ふとした瞬間に崩壊が恐ろしい早さで進みます。

 

話し合いをしようとすると3対1になり、1人は泣きだして「3人が怖いし、もうどうだっていいよ」と面倒くさいことを言いますし、3人はモノ分かりの良いふりをするだけして心の中では全くなにも反省していません。男子はそれを知りつつも見て見ぬふりをして仲の良い者同士でつるみ、面倒くさいことは放置です。

 

20歳前後の女子が話し合いで解決しようなんて無理な話だと思います。「仲直りしましょうね」で本当に仲直りができるのは小学校低学年まで。必ずしも腹を割って話すことが正解だとは思いませんが、仲の良い時期があっただけに私の気分はまた1人ぼっちです。